月経痛
月経痛の施術例
来院患者の男女比
来院患者の年齢比
症状
月経痛は月経困難症と呼ばれ大きく分けて「機能性月経困難症」と「器質性月経困難症 」の2つに分けられます。
機能性月経困難症
月経期を迎え子宮内膜がはがれ落ちるときに子宮の収縮を促すプロスタグランジンという物質が分泌されます。プロスタグランジンは痛みのもとになるので、たくさん分泌されると子宮の収縮が強くなり痛みを感じます。 また子宮頸管という部分が細い場合も痛みが強く出ることがあります。
器質性月経困難症
月経血に固まった血が混ざる場合や、日常生活に支障をきたすほどの重い月経痛がある場合などは、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮内膜炎などの婦人科の疾患が疑われます。まずは産婦人科医の診察を受けてください。これらは不妊を招きやすいので注意が必要ですが、早期に発見して治療すれば、リスクは低くなります。
施術頻度
7日~10日に1回+月経前に1回を2~3ヶ月が目安です。月経痛が少なくなれば間隔をあけて施術します。
よく使用するツボ
三陰交・陰陵泉・曲泉・胞肓
ツボを利用して身体の過度な緊張を取り除き、全体のバランスを取ることで、お腹の状態を整えることができます。ある所に過緊張がある時は、ある別の場所にも過緊張があります。こうしたパターンが無数に存在しています。片方の緊張が解けると、もう片方の緊張も同じタイミングで解けます。これを利用することで局所にアプローチすることなく対応することができます。
