症例5-朝食後の胃のもたれ感

患者

女性 60代

来院

2020年1月~2月

施術回数

7回

施術の頻度

週2回程度

症状

昨年の冬くらいから左の胃のあたりとお臍の左あたりがもたれた感じがする。
朝食後からもたれた感じが現れ、夕方には消失する。夕食後はあまりもたれない。胃がもたれると合わせて気分が落ち込む。最近は食欲がなく体重が減ってしまった。CT、胃カメラでは異常が見られなかった。
現在は特に症状が無いが10年前に過敏性腸症候群になった既往歴がある。
お腹のもたれた感じがなくなってスッキリしたいと調べていたところ、鍼灸院が良いとネットで知り、当院に行き当たり来院された。

同時に施術した症状

なし

施術と経過

仰向けでお腹に触れると左上腹部とお臍の左側に緊張が強く出ていた。お腹の緊張に関係するツボを手、足から選び強い緊張がみられたのでその部位に施術した。
2回目施術の次の日から以前より少しもたれにくくなったとのことだったので同部位に施術を続けた。
3~6回目 もたれない日ともたれる日があるが全体的には以前よりマシになってきているとのことであった。たまにゲップが出るようなので基本で使用していたツボに加えて緊張のあったふくらはぎ周辺のツボを加えた。
7回目 前回の施術後からとても調子が良く朝ごはんも食べられるようになった。同部位に施術を続け、症状が再発するようであればみせてくださいと施術を終了した。

※効果には個人差があります。鍼灸の一般的な効果効能を保証するものではありません。

使用した主なツボ

L上巨虚 L合谷 L三陰交 L築賓

考察

病院でははっきりとした診断名がつかなかった症例である。
不調は明らかに出ているが、検査では異常所見がみられない事は多々ある。
機能性ディスペプシアなどは典型例であり、内科と合わせて心療内科にかかられる方も多い。
ツボを使いお腹を緩めることで改善に向かうこともある。病院ではっきり分からない場合でも鍼灸でできる事はあると証明された症例であった。